1:子供の取り外せる矯正治療

床矯正治療

当院では10年間で500名近くの症例を治療してまいりました。歯のスペース不足による歯の凸凹、出っ歯、受け口、開口など床矯正治療による治療が幅広く対応が可能です。

どんな治療か?

床矯正治療はヨーロッパで普及している矯正治療で、5歳から9歳が適応年齢です。別名がプレート矯正と呼ばれ、取り外し可能です。 痛みが少なく矯正治療の中でも体の負担が少ないおすすめの治療法です。

治療費用
    • 診断
    • 15,000円
    • 床矯正装置 1装置目
    • 70,000円
    • 2装置目以降
    • 50,000円
    • リテーナー
    • 25,000円/個
例:上下の歯のガタガタ 簡単なケース
  • 総額23万5000円 別途消費税
    • 診断
    • 上下側方拡大床2装置
    • 扇形拡大床
    • リテーナー

治療期間目安:2年~4年

治療回数:24回~48回

リスク、副作用:本人及びご家族が治療に積極的にご協力頂けない場合には、良い結果が出にくくなります。

インビザラインファースト

乳歯と永久歯が混在する成長過程にある小学生のお子様にも適用できるインビザライン治療となります。

特徴

床矯正治療は、顎や歯列の大きさのコントロールのみに特化しています。インビザラインファーストは床矯正治療、さらに、一つ一つの歯を動かして歯並びを綺麗にすることが可能です。

適応年齢

7歳~9歳

治療費用

44万円(税込み)

注:インビザラインファーストは、治療終了後に再診断して本格矯正治療(インビザラインやワイヤー矯正)が必要となることがあります。


Q&A

一日 14時間以上が必要となります。寝る時間を含めての時間となります。

簡単に外せます

装置を入れられる年齢5歳から犬歯が生えてくる10歳までに始めておくことが成功の近道です。11歳過ぎでも 可能ですが床矯正治療だけでは難しくなりますのでワイヤー矯正かインビザラインのマウスピース矯正を併用することになります。

20万~30万前後の患者さんが7割です。簡単な患者さんだと10万前後の患者さんもいます。かなり複雑なケースだとワイヤー矯正、場合によっては抜歯も検討します。その場合、ワイヤー矯正を当院で行いますのでかなり格安で治療しますのでご安心ください。

床矯正治療に1期、2期という厳格な境目はございません。床矯正治療で拡大した場合、多少のかみ合わせに前後のずれがありますがそれで噛みづらいとか見た目に問題を起こすことはほとんどありません。そのため、拡大終了後は 寝る時間だけリテーナーを入れてもらい普段は装置を入れていない状態でかみ合わせを自然につくっていくことを目標とします。 ただ、患者さんの希望で理想的なかみ合わせをつくって欲しいという依頼があればワイヤーないしインビザラインで治療しますのでご安心ください。

2:中学、高校生の取り外せる矯正治療

中学生以降になると永久歯及び骨格的(顎骨の)な成長も完成してきているため成人矯正と同様な対応となります。

成人の方よりは歯が動かしやすいため治療期間は短くなる傾向があります。

ワイヤ―矯正にどうしても抵抗がある方はインビザライン治療をお勧めします。

3:成人の取り外せる矯正治療

前歯の多少の歯の凸凹、すきっ歯ならインビザラインでもアソアライナーでも対応可能です。

全体的に歯を動かす場合にはインビザラインが適応となります。30代以降になりますと歯の動きが多少遅くなりますので20代より時間がかかるかと思います。

30代以降になると日本人の7割は歯周病であるのはマスコミでよく取り上げられているのはご存じだと思います。

矯正治療する場合、30代以降ですと歯周初期治療(歯周病の検査、歯石除去を含めた一連の処置)が矯正治療をする前に必ず必要となります。

今までの症例の中に都心の矯正専門医に通院していた患者さんが初診で当院へ来院されたことがありました。主訴が「矯正治療したが奥歯がぐらついて噛めない」とのこと。レントゲン撮影して驚いたのですが抜歯をしなければいけない状態だったのです。歯周病の治療をしないで歯を動かせば、当然、歯周病は悪化します。歯周病の治療をせずに歯を動かして見た目だけを改善しても意味がないのです。そういう意味で当院は歯周病治療にも力を入れておりますので安心して任せてください。

30代、40代の方は少なくとも矯正治療を始める前に歯周病治療を先に治してから矯正治療を始めるという流れが当院の考えです。また、マウスピース矯正の副作用ですが前歯の歯肉退縮が起こりやすいです。当院では、歯肉移植(soft tissue graft)などアドバンスな歯周形成手術も対応可能です。

4:ワイヤー矯正(表側矯正)

インビザラインのデメリットであるしっかり装着時間を守る必要があります。ついついさぼり気味で中々治療が終了しない患者さんも中にはいます。そういう患者さんはワイヤー矯正治療で定期的に来院して短期間で治療が終了することも可能となります。

ブラケット(金具)をホワイトブラケット(ジルコニアブラケット)にすることで目立たなくすることもできますので当院では中高生はインビラインよりホワイトブラケットによるワイヤー矯正が増えています。